【マンション 買取】マンションを共有持分を売却する4つの方法と注意点

マンションは共有名義の場合も多々あります。共有名義の物件売却は多少複雑ですが、ここでは共有持分のマンションを売却する2つの方法や共有持分のマンションごと売却する場合の4つのポイント、売却前に共有名義人全員で確認したい3つの注意点をご紹介します。

共有持分のマンションを売却する2つの方法 

共有持分のマンションの場合、売却する方法は大きく二つあります。共有者全員の同意を得てマンション全体を売却すると、持分のみ買取業者に売却する方法です。共有名義の場合、売却は単独ではできません。

共有名義人全員が同意して、不動産業者の仲介を利用して売ってしまうことが出来れば、トラブルも少なく希望額に近い高値で売ることが可能となります。もう一つは、共有持分の実を買取業者に売る方法です。ほかの共ゆう名義人とかかわりを持たず、売ってしまい人におすすめの方法なのです。

しかし市場相場よりも買取は二割から五割程度安い値段で買われることになります。また共ゆう者に知らせることなく買取を進めるとトラブルに発展してしまうこともあるので、買取をすることだけでもきちんと共ゆう者に伝えることが大事です。

ほかには、他の共ゆう者に持分を売る、つまり買い取ってもらうやり方もあります。その逆で他の共ゆう名義人から持分を買い取って、その後に自分が単独でその物件全体を仲介などで売るやり方もあります。

共有持分マンションごと売却する場合の4つのポイント

共有持分のマンションごと売却する場合の4つのポイントをご紹介しましょう。一つは共有持分状態を把握することが大事です。親や兄弟とお金を出し合ってマンションを買ったのか。夫婦間で出資して購入したマンションか、遺産相続でマンションを相続人同士で共同で相続したかを把握しましょう。

二つ目は共有持分しているマンションの価値がどれほどなのか一括査定サイトなどを利用して把握することも大事です。三つ目のポイントは共有者それぞれの持分割合を把握することです。二分の一なのか三分の一なのか、それによって売却後の売却益の分配が変わってきます。

四つ目は、売却後の確定申告は個別で行なわなければなりません。売却前に共有名義人全員で確認したい3つの注意点は、後になってトラブルにならないようにする必要はあります。

そのために共有者のなかに反対意見はないか、共ゆう者のなかに売却に参加できない人がいないか、共ゆう名義人が行方不明ではないかなど三つに注意しなければいけません。

共有持分のマンションの売却で大事なこと

共有持分のマンションを売却する2つの方法は、共有者全員の同意を得てマンション全体を売却すると、持分のみ買取業者に売却する方法です。

ただし、共有持分のマンションごと売却する場合の4つのポイントや売却前に共有名義人全員で確認したい3つの注意点をしっかり押さえたうえで、後でトラブルや訴訟問題にならないように注意することが大事です。