離婚をする際、結婚後に購入したマンション等の不動産は財産分与ができます。不動産を財産分与する手段のひとつに、マンションを売却して現金を夫婦で分けるというものがあります。そこで、スムーズな分与のために離婚時の不動産売却と注意点について確認しておきましょう。

マンションの買取がおすすめな人

離婚をする時にマンションの財産分与として、マンションを売却して現金化した売却価格を夫婦で均等に分けるという方法があります。マンションを売る手段には主に「仲介の売却」と「買取での売却」があるので、状況に応じて最適な手段を選びましょう。

不動産を売る時は、不動産会社が仲介役となり売却のサポートをするのが一般的です。仲介売却は最も高く売ることが期待できますが、買い手を見つけなくてはいけないので売れるまでに時間がかかることがあるのがデメリットです。

対する買取は不動産会社が買主となります。不動産会社の査定額で納得できるのであれば売買契約を結び、そのまま買い取ってもらいます。どちらを選択しても構いませんが、買取がおすすめな人は「早く売りたい」「周囲に知られたくない」という方です。

仲介売却の場合は3ケ月~4ケ月が目安ですが、買取の場合は2週間~1ケ月が目安となります。また、販売広告を広く出す必要がないので、周囲に知られる可能性が低いという特徴もあります。状況を把握して、仲介売却または買取がおすすめな人かを判断しましょう。

夫名義の家を売った場合の財産分

夫名義の家を売った場合の財産分も同様に二等分して夫婦で分けます。ただし、住宅ローンが残っている場合は注意が必要です。

住宅ローンが残っている場合、不動産の査定額からローン分を差し引いて残った金額で二等分します。しかし、売却時のローンは現金一括払いが原則なので、売却額が残債を上回っていなくては一括払いは難しいでしょう。残債が売却額を上回っている場合はオーバーローンといい、通常の売り方ではなく任意売却をすることになります。

こうした問題を回避するために、マンションを売る時期はローン完済後または残債が少ない時が理想です。とはいえ、離婚時期をコントロールすることはできませんので、状況に応じた手段を考える必要があります。

住宅ローン残債の程度によって夫名義の家を売った場合の財産分に影響がでますが、任意売却でもなんでもローンを完済してしまえば返済義務や連帯保証人の責任からは解放されるでしょう。

売る時期は離婚後速やかに行うのが良い

離婚が決まっている場合、マンションを売る時期は離婚前と離婚後のどちらがいいのかという問題がありますが、売却は離婚成立後に速やかに行いましょう。

離婚前では贈与という形になるので贈与税が発生してしまいます。また、名義がどちらであれ、連絡を取り合わなくてはならないので連絡がつくうちに行ってしまうのがおすすめです。

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